TUPD-2024-009
表 題 |
Using contingent behavior analysis to estimate benefits
from coral reefs in Kume Island, Japan:
A Poisson-inverse Gaussian approach with on-site correction
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著 者 |
野原 克仁
立教大学観光学部 教授
岡山大学社会文化科学研究科 准教授
東北大学大学院経済学研究科 教授 |
P D F |
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掲載誌 |
WILEY The Australian Journal of Australasian Agricultural and Resource Economics
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要 旨 |
気候変動に伴う海水温の上昇や観光による資源の過剰利用、赤土の流出などにより、サンゴ礁は世界的な危機に直面している。サンゴ礁はレクリエーションなどの間接利用価値を持つため、その質の劣化は観光に大きな影響を与える可能性がある。そこで、本研究では沖縄県久米島を対象に、サンゴ礁の絶滅がレクリエーション需要に与える影響を推計するために、仮想行動法を採用した。より正確な消費者余剰の推定値を導出するために、オンサイトサンプリングの問題点を補正したポアソン逆ガウスモデル(PIG)を提案している。ランダム効果PIGモデルを用いた結果、1人の1回の旅行あたりの消費者余剰は6,107円/年となることがわかった。 |
キーワード |
偶発挙動 Contingent behavior; サンゴ礁 Coral reef; 経済評価 Economic valuation; 現場サンプル抽出 On-site sampling; 逆ガウス分布モデル Poisson-inverse
Gaussian model; 変数効果モデル Random-effects model |
発行年月 | 2021年 5月 初版 ☞ TUPD-2021-001 |
改定年月 | 2024年 9月 |