ポータルサイト

TUPD-2021-009

タイトル Estimating the Effects of Regulating University Face-to-Face Lectures on the Spread of COVID-19: Evidence from Japan
著 者 岡地 迪尚

東京大学総合文化研究科 准教授
東北大学経済学研究科 客員准教授

尹 海圓

東京大学総合文化研究科

PDF
要 旨

新型コロナウイルスの影響により、教育機関の中で大学だけが大部分の講義においてオンラインで行われた。本研究では、大学の授業形態の変更による大学生の新型コロナウイルス感染者数の変動を推計した。手法はマルティプルイベントスタディモデルを用いている。分析により、授業形態の変化による感染者数の影響は軽微であることが分かった。例えば、半分以上の授業を対面で行う形態から、ほとんどの授業をオンラインで行う形態に変更した場合、前後7週間の比較で10000人当たり5.5人感染者数が上昇するという結果が得られた。本結果は、対面授業を制限することの効果は限定的であることを示唆している。

キーワード 新型コロナウイルス COVID-19, 大学の授業形態 University lecture style, 複合事象研究 Multiple event study, 負の2項分布 Negative binomial distribution

» ディスカッションペーパー一覧