高炉メーカーの生産システムと競争戦略(『日本企業の生産システム』所収)


最終メンテナンス:2002111

余談:この論文は、修士論文と、「アメリカ鉄鋼業のリストラクチャリング」と並んで、もっとも苦しみながら書いたものである。先行業績を一応勉強し、付け加えるべき自分の実証と考察を一応加え、まとめるのに4年以上かかってしまったのである。できてしまうと、結局概説に過ぎないのかもしれないが、それでもこの論文と、「アメリカ鉄鋼業のリストラクチャリング」の加筆修正英語版であるTechnology, Management, and Industrial Relations of U.S. Integrated Steel Companiesには、1998年までの私が言いたかったことが一番表現されていると思う。
 この本は生産システム研究会の研究成果である。この数年間、研究会の皆さんから多くのことを勉強させていただいた。なお、この本の1-6章を、私の若干の解釈を加えて要約したものが、工業経済の講義レジュメとなっているので、内容を知りたい方は、そちらをご覧いただきたい。こちらをクリック

 

坂本清編著『日本企業の生産システム』中央経済社、1998年、の目次紹介。

はじめに(坂本清)

1章 生産システムの日本的展開と現代企業(坂本清)

2章 繊維産業の転換と新生産システムの模索(富澤修身)

3章 高炉メーカーの生産システムと競争戦略(川端望)

4章 自動車部品サプライヤとTQC(植田浩史)

5章 工作機械メーカーの製品開発システムと販売・サービス活動(河邑肇)

6章 半導体メーカーの開発・生産システム(肥塚浩)

7章 産業・経済システムと生産システム −日本鉄鋼産業論からの視座−(十名直喜)


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