公募要領

東北大学大学院経済学研究科 教員公募(データサイエンス)
東北大学大学院経済学研究科 テニュア教授/准教授(データサイエンス分野)公募

  • 概要:
    東北大学大学院経済学研究科では、データサイエンス分野における優れた研究者を、教授または准教授(テニュア)として1名募集します。本職は、国際研究卓越大学として研究活動を強化するための東北大学による取り組みの一環です。採用者は管理運営業務を免除され、最先端の研究に専念できる環境が整っています。希望により学部/大学院生の研究指導(研究室の運営)も可能です。データサイエンスまたはその関連分野において、国際的に影響力のある論文や著作を執筆することが期待されます。

    本研究科のデータサイエンスグループは、独創的かつ国際的に高い水準の研究成果を挙げてきました。これまでに国際誌への掲載、国際共著、海外研究者との共同研究、学会発表などを活発に行っています。このたび、わたしたちのグループは「データサイエンスの理論/応用」分野を強化することにしました。我々は、古典的な統計学/計量経済学をベースとして、現代的なAI/機械学習の発展にとともに、多様な分野に豊かな応用を生み出し大きな成果をあげています。

    データサイエンスの理論と方法は、人文/社会科学の発展にとって重要であると考えています。社会科学ではサンプルサイズが限られることが多く、統計や計量経済学の古典的な方法がつかわれてきました。近年では、センサー/カメラ等の情報技術の進歩により人間や社会にかかわるビッグデータの収集が可能となりつつあり、現代的なデータサイエンスの社会科学への応用が期待されています。

    マーケティング、教育問題、心理学、都市工学、ファイナンス、政策分析、制度設計、社会工学等の人文社会科学分野において、現代的なデータサイエンスのアプローチによって現代社会の課題解決を目指す研究者を歓迎します。なお、データサイエンスの方法を数理的に追求する理論研究者も歓迎します。

  • 応募資格:
    -着任時に博士の学位を有すること
    -英語での学術的コミュニケーションに支障のない高度な運用能力
    -データサイエンス、またはその関連領域における優れた研究実績と研究計画

  • 職務内容:
    採用者は本研究科の研究活動を担い、自主的な研究計画に基づいて「データサイエンスの理論/応用」に関する研究に専念できます。管理運営業務は免除されます。本人の希望に応じて、学部/大学院生を研究指導(研究室を運営)することができます。学期に週1コマ(90分)の講義を担当する場合もあります。

  • 雇用条件:
    -職名:教授/准教授(常勤・テニュア)
    -勤務地:東北大学大学院経済学研究科(宮城県仙台市青葉区川内27-1)
    -着任日:2026年10月1日以降のできるだけ早い時期
    -年俸:東北大学の規定に基づき、経験・業績を勘案して交渉により決定
    -研究費:国際研究卓越大学として研究活動を強化するため、研究運営の基盤経費が支給されます。

  • 応募書類(PDF):
    -カバーレター
    -履歴書
    -経歴書(指定様式、写真添付)
    -研究者ID情報(指定様式)、ない場合は全学術業績リスト
    -主要業績(5本)
    -研究業績の要約と今後の研究計画の概説
    -署名済み「行動に関するアンケート」(指定様式)
    -推薦者3名の連絡先情報
    -推薦状3通(推薦者から応募アドレスに直接提出、なお、推薦者と推薦状筆者は重複可)

  • 提出方法・締切:
    -推薦書を除くすべての応募書類を1つのPDFファイルにまとめ、
    GoogleフォームURL:https://forms.gle/A4DFZGVqSqdt6Gth8)よりご提出ください。
    -ファイル名は [名_姓.pdf] としてください(例:john_doe.pdf)。
    -推薦書(PDF形式)は、推薦者ご本人が別のGoogleフォーム(URL:https://forms.gle/mznAEmeb3iJvaGpd7)を通じて直接提出してください。ファイル名は [応募者の姓_推薦者の姓.pdf] としてください(例:doe_toutlemonde.pdf)。
    -応募者または推薦者がGoogleフォームにアクセスできない場合は、上記のPDFファイルを以下のメールアドレス宛に送付してください:data-econ2025@grp.tohoku.ac.jp
    -応募締切:2025年10月31日 午前8時(GMT)
    -問い合わせ先:data-econ2025@grp.tohoku.ac.jp
    -カバーレターには、本公募をどの媒体(ウェブサイト、メーリングリスト等)で知ったかをご記入ください。
  • 選考について:
    - 書類選考後、候補者に対して面接のため、大学訪問を依頼することがあります。

  • 備考:
    - 配偶者帯同雇用支援(配偶者の方を本学教職員として雇用)の仕組みもありますので、適宜ご相談ください。
    - 採用者には東北大学キャンパス内にオフィスが割り当てられます。
    - 採用者は、採用日に空きがあれば、大学の宿舎に入居できます。
    - 文部科学省共済組合に加入し、健康保険、厚生年金に加入します。また、雇用保険および労災保険に加入します。
    - 職員は、毎年20日の年次有給休暇を取得する権利があります。付与される日数は1月1日を基準に計算されます。毎年、前年度の未使用の有給休暇(最大20日まで)が繰り越され、20日が追加されます。初年度の年次有給休暇は、開始日を基に計算されます(例えば、開始日が4月1日の場合、残りの9か月分として15日が付与されます)。
    - 東北大学は機会均等を重視する雇用主であり、人種、肌の色、性別、性自認、性的指向、宗教、信条、国籍、家系、年齢、障害、遺伝情報、妊娠および妊娠に関連する条件、その他の保護される地位にかかわらず、すべての有資格者は雇用のための配慮を受けます。
    - 東北大学は多様性、公正性、包摂性(Diversity, Equity & Inclusion : DEI)を向上させる活動を推進しており、多様な人材の積極的な応募を歓迎します。
    東北大学DEI推進宣言
    - 雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律第8 条に基づき女性教員の在籍率を改善するための措置として、公正な評価に基づき職務に必要とされている能力が同等と認められる場合は、女性を優先的に採用します。
    - 学生および教職員が学業・研究・職務の遂行において、多様な性を尊重する環境を実現することを目的として、その方針と具体的な対応の内容を示した「東北大学-みんなが主役-多様な性に関するガイドライン」を制定しています。
    ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センター
    - 東北大学には全学教職員が利用できる川内けやき保育園(定員22 名)及び青葉山みどり保育園 (定員116名)の他、大学病院所属の職員等が利用できる星の子保育園(定員120 名)があり、全国の国立大学の事業所内保育施設として最大規模の保育環境が整っています。また、大学病院内に軽症病児・病後児保育室もあり、全学教職員が利用できます。
    - 男性教職員の育児休業等促進策を含めた本学の両立支援、研究支援等の詳細及び共同参画の取組については、下記URLをご覧ください。
    ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン推進センター
    人事企画部