工業経済学ゼミ(学部)打ち合わせ(第3演習室に変更)


2000218日実施(ホームページ掲載:2000515日)

※ホームページでは学生氏名は記載していません。

 

■ゼミ生について

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■『研究調査シリーズ』の発行について

川端望・氏川恵次「W冶金集団股@有限公司調査記録 ―19991018-22日―」をNo.3として発行した(配布)

1999年度卒業論文特集をNo.4として発行する。

※『萩論叢』推薦の件について

「日立製作所1999年 ―1999年度工場見学・企業研究報告集―」をNo.5として発行する。

現在の進行状況と今後の段取り

■来年度のゼミについて

1)テキストである金子勝『セーフティーネットの政治経済学』ちくま新書、1999(生協に入荷要請済)と、ゼミ案内・シラバスに掲載されている本を必ず読むこと。

2)経済辞典を必ず買うこと。『有斐閣経済辞典』か『経済学辞典第3版』岩波書店、をさしあたり推薦する。

3)進め方

・新聞記事討論(30分程度)

情報収集の初歩的スキルをみがき、現実感覚を養うために行なう。前回のゼミの翌日から当日までの新聞記事から3つ以上について、担当者がコピーを配布して解説し、全員で討論する。

対象紙は朝日新聞、毎日新聞、読売新聞、日本経済新聞、サンケイ新聞、河北新報を基本とする。ネット上の記事でもよい。

ただし、専門性や一定の立場からの報道を重視したい場合には、専門紙(日経産業新聞、日経金融新聞、日経流通新聞など)、政党紙(赤旗、公明新聞、社会新報など)、タブロイド紙(日刊ゲンダイなど)なども可。

分野は経済に限らなくてもよいが、報道記事を中心として、必ず自分で解説を加えること(社説の読み上げなどはしないということ)

・本ゼミ(2時間程度)

          

※注意

・『セーフティーネットの政治経済学』を理解するには、最低限、以下の2つの努力が必要と予想される。

1)経済用語、時事用語のチェック。例えば最初の3頁だけでも、「財政構造改革法」、「金融監督庁」、「コマーシャル・ペーパー」、「国債の日銀引受け論」、「新古典派経済学」などがある。経済学部生の常識としてよく調べておくこと。

2)金子勝氏の主張をよく理解するために、昨年話題になった著者の本(別紙参照)やそこで引用されている関連文献を読むこと。

・レジュメや新聞記事コピーなどは、すべてA4A3版とする。また、極力ワープロ打ちすること。

・レポーターはすべての質問に何らかの回答をする責任を持つ。したがって、単純な質問(用語の意味など)に答えられないことは許されないので、十分な予習が必要。

・コメンターは、自分で調べていないことも質問してよい。意見を求められることはある。

・記録係は、黒板に重要な説明や図解がなされたときに、これを記録しておく。次回にコピーを配布する。その他、記録作業をおこなうことがある。

分担

月日

区分

レポーター

コメンター

記録係

新聞記事解説

4/14

春休みの読書レポートによる討論会

 

 

 

 

4/21

プロローグ、第1

 

 

 

 

4/28

第2章

 

 

 

 

5/12

第3章

 

 

 

 

5/19

第4章

 

 

 

 

5/26

第5章

 

 

 

 

6/2

第6章、エピローグ

 

 

 

 

■研究室の利用について

 本は、原則として図書館のものを利用してもらうが、川端研究室の本を利用することもできる。

 ゼミで共同利用したい書籍・資料については、校費での購入を検討するので、希望を提出すること。

 研究室に来るときは、原則として予約をとること。

 電子メールによる質問は随時受け付ける。電話は緊急の場合に限ること。

■付記

・事前に連絡があった欠席は、合理的な理由である限り成績に影響しない。合理性の判断基準は、おおむね以下の通り。記していないケースについては相談に応じる。無断欠席は、就職活動など場合を含めて絶対にしないこと。

認める:病気、事故、親しいものの冠婚葬祭、学友会サークルの対外試合、在留手続き、研究のためのフィールドワーク、ゼミ協、学友会、寮連など認可団体の役員の場合は大学側との会見(内部的な会議は不可)。

認めない:アルバイト、上記以外のサークル活動。

・施設見学について、および演習論文の作成支援については、別途提案する。


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