2002年度企業論 第2回小テスト 問題と正解

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20021211日公表

川端 望

 

1211日に実施した小テストの問題と正解です。配点は1問2点で計10点です。小テストの実施要領は、1113-18日に掲示物(プリント版)で発表日を全受講者に予告した上で、1118日の授業時間に発表し、メーリングリストにも流しました。

 

問題1

1960年代以降、アメリカにおけるたばこの一人当たり年間消費量は長期低下傾向にある。 ○か×か?

正解:○

テキスト56頁参照。

 

問題2

映画を配給するメジャー会社の一つであるワーナー・ブラザーズの親会社は、ニューズ・コーポレーションである。○か×か?

正解:×

ワーナー・ブラザーズの親会社は「AOLタイムワーナー」である。プレゼン参照。なお、テキストに記載されている情報は古いので、親会社が「タイム・ワーナー」であるが、それでも正解することは可能である。

 

問題3

アメリカ映画平均1本当たりの国内の興行収入は、制作費とマーケティング費を合計した総費用を上回っている。○か×か?

正解:×

国内興行収入だけでは総費用をまかなえない。よって、国外での興行やホーム・ビデオ化、テレビ放映、マーチャンダイジングなどが必要となるのである。プレゼン参照。

 

問題4

映画配給会社は、映画毎に、内外での配給収益やマーチャンダイジング、ホームビデオからの収益などを合計した全収益から、まず税金とネット収益参加者の取り分を支払う。○か×か?

正解:×

全収益から最初に支払われるのは、税金とグロス収益参加者の取り分である。グロス収益とネット収益の違いについては、プレゼン参照。この問題がもっとも難しかったようである。

 

問題5

アメリカの大手航空輸送会社ノースウェスト航空は12月9日に連邦破産法第11条を申請して破綻した。○か×か?

正解:×

12月9日に破綻した大手航空輸送会社はユナイテッド航空である。小テスト当日にプレゼンした話題であり、サービス問題である。まちがえた人は、人生について深く考えた方がよい。

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