2001年度「工業経済学(川端)演習」シラバス


更新日:2001年3月6日

演習名 工業経済学(川端)演習

授業担当者 川端 望

テーマ

 産業分析の基礎

テキスト

 未定であるが,まず産業分析の背景となる本を読む。続いて,工場見学に関わる文献を読む。昨年までの例はホームページ参照。

春休みに読むべき本

もしくは参考書

 @戦後日本の社会と経済に関する本を1冊以上読むこと。例えば、橋本寿朗ほか『現代日本経済』(有斐閣)、宮本憲一『経済大国』(小学館)、吉川洋『高度成長』(読売新聞社)、野村正實『雇用不安』(岩波新書)、金子勝『反グローバリズム』(岩波書店)、佐藤俊樹『不平等社会日本』(中公新書)など。

 Aゼミ誌掲載の産業分析報告集「日産自動車・NKK」、「日立製作所1999年」、「1999年度卒業論文特集号」(参加決定者に配布する)

授業の趣旨・内容

現代の産業経済に対して,ゼミ生が自律的な分析、判断、論述、プレゼンテーションを行なう能力を身に着けること。理論的な討論も行なうが、レポート・論文はケース・スタディを中心とする。対象は必ずしも製造業でなくてもよい。

進め方は3通りに分かれる。@テキストの輪読。レポーターが報告し,コメンターがコメントし,全員で議論する。A工場見学を軸とした企業・産業研究。各自がテーマを持って調査研究を進め,年度末に見学記録・研究報告集を発行する(3年生中心)。B演習論文作成のための報告と討論(4年生)。

 勉強したことを、ゼミ誌などを通じて「形にする」ことがひとつのポイントである。

ホームページに掲載されている従来のゼミ活動を参考にされたし。

http://www.econ.tohoku.ac.jp/~kawabata/jugyoindex.htm

運営方針

 @無断欠席を絶対にしないこと。A工場見学に参加すること。ただし、3年生の人数によっては行わないこともある。Bゼミに入ってからでもよいが、電子メールの送受信、ホームページの閲覧と操作、ワープロと表計算ソフトの活用は、必要最小限のスキルとして身につけること。連絡は主に電子メールを使う。Cゼミで必ず発言すること。

 

成績評価の方法

 平常の成績と、提出レポート、演習論文による。


2001年度授業・ゼミ情報へ


Ka-Bataホームページへ