2012年度「経済学史」第2回ミニットペーパー
・価値と価格の関係性を巡る論争が大変興味深かったです。
・留学生にとって、大変分かり易く講義でした。ありがとうございます。
・略字の意味が分かりにくい時があります。
・だんだん様々な理論がはいってきて、頭の中でぐちゃぐちゃなので、ひとつひとつ整理する必要があると感じでいる。特にここはポイントだというところがあれば、授業内でメンションしていただけると、そこを重点的に復習できるのでありがたい。
・支持される説が次々に変わっていくのは、経済の学説がはっきり正しいものとそうでないものに分けられないことを表していると思った
・理論の世界にも遅すぎるということがあるのが驚きでした。
・先生は丁寧に一つずつ説明してくださるので分かりやすくて楽しいです。体調不良で授業に結構出られなかった日もありますが、毎回復習もあるから安心です。これからもよろしくお願いします。
・いつもわかりやすい授業で、毎週楽しみにしております。以前に少しマルクスを勉強した際、価値と価格がごちゃごちゃになってしまい、マルクスふくめ、経済学史に興味がもてませんでしたが、これからは興味をもって学べそうです。前回までうっかりメールを送るのを忘れていたため、今後は気をつけたいと思います。
・投下労働価値説を解明した人が誰か少し気になりました。
・内容がサラッとしているので、もう少し掘り下げて欲しいです。もう少しゆっくりしゃべってください…・
・野菜産直、町工場では投下労働価値説がなじみ易いと聞き、財をその性質などによって分類する必要はなかったのか疑問に思った。財によって、価格決定メカニズムは変わってくるのではないだろうか?
・誰がどんな理論を提唱したというのは分かったが、具体的にどんな理論であるのかという理解が難しかった。
・リカードの考え方の問題点として差額地代論が取り上げられていましたが、なぜ正当と考えられるかという説明がよくわかりませんでした。全体的にわかりやすくまとまっていて受けていて楽しい授業でした。
・今後の経済変化などによって財の価格の決まり方が変化するのだろうかと考えた。
・投下労働価値説と支配労働価値説、どちらもあり得るという結論でいいじゃないか?という考えがつい想起されるが、研究者も引くに引けない状況に追い込まれているのだろうな…と少し同情の念が強まった
・学者は結論に辿り着くまで研究し続けるというイメージを持っていたので、限界革命とパラダイム論の関係はそのイメージが覆され、非常に興味深かった。実際の財の価格決定において、投下労働価値説によって決定された価格と支配労働価値説によって決定された価格で差が生じる例がもしあったら、紹介してほしい。
・価値や価格の決定が現在の考え方になるまで、いろいろな考え方が出てきて、それぞれが正しい部分と間違ってる部分があり、ひとつのことを定義するのは大変難しいことだなと思いました。需要と供給が価格を決定すると定義されたのが随分最近のことで、驚きました。
・今まで地代というものの概念が曖昧だったが今回の説明で理解ができたのでよかった。
・パラダイムシフトによって、人々の考え方が時代の流れに合わせて簡単に変わってしまうことは、驚きであったし、ある種の怖さも感じた。
・ゼミが古典派経済学を取り扱っているので、価値から価格が導出できるという結論が出たのは非常に嬉しく思います。
・パラダイムシフトと限界革命について、市場均衡での価格が効率的だというパラダイムからの脱却はあるのか、という疑問が出てきた。格差や貧困、公平などと絡めて考えてみたい。
・アダムスミスの労働価値説、そしてマ−シャルの理論に関心をもてました。
・需要と供給という概念がなかったら投下労働価値説のまま現在に至っていたと思うと驚きました。
・リカードの投下労働価値説が抱える第一の問題について質問です。リカードは賃金、地代、利益の3つが合わさって価値としましたが、それらの3つが価値を決めているのではなく、土地の生産性のみが価値を決めていることが問題点なのでしょうか? いまいちどこに問題点があるのかがよく見えなくなってしまったので、質問させていただきました。
・こんにちは、初めて参加してますけど、授業の内容でも先生の教え方でもすごく聞き取りやすく良かったと思います。これからも楽しみにして参加します。宜しくお願い致します。
・差額地代説と投下労働価値説に整合性を求めるのは難しいと思いました。その点では生産性が高いほどrent、profit、cost、wageも高くなるという、リカードの説はなるほどと感じます。
・第二クールのミニットペーパーです。限界革命がおこり、パラダイムの変化から物事の考え方が変わり、支配労働価値説が優位になったとありました。しかし、その後、投下労働価値説に固執する人が現れたとありました。物事の考え方が変わった後にも、古い考え方を支持することは、社会の動きに反発するといいますか、世間一般の考え方に反発し、かつそれをひっくり返す自信、つまり投下労働価値説を正しいと考える論理的な根拠があるのではないかと思いました。本日クールも興味深い内容でした。
スミスの人間観に深く感動しました。人間はひとの心を推しはかり同感することができるのはもちろん、社会や経済活動を継続するためにはある程度の利己心も必要なのだと思います。哲学とかにも通じるものがある気がします。
国富論も時間があれば読んでみたいです。