2010年度「経済学史」講義 第1回ミニットペーパー 2010年10月13日
・ピグーやロビンズなどいろいろ未知の名前が出てきたので、必要かつ情報量のある講義でした。
・授業のペースがちょうど良いと思います。
・ピグーの分配理論について質問です。金持ちも貧乏人も所得移転により財の所有が等しくなるならば、みんな働くことをやめてしまい、結局は社会の経済的厚生が小さくなる、ということにはならないのですか? (社会主義の考え方とどう違うのか?)
・先生の話し方が優しくて好きです。
・もう少し板書の量を減らしてほしいです。手が痛くなります。
・学生をどんどん指名して答えさせてください。そのほうが眠くなくなります。第一章で分配問題の歴史的変遷が理解できた。それにしても、厚生経済学はその目的とするものを突き詰めてゆくと、社会主義に似てゆくなあと感じます。
・分配について歴史に沿って講義を受け、おのおの理論がその時代背景に影響を受けていることが良くわかりました。他の講義では、それぞれの理論を個別に扱うことが多いので、それぞれの理論のつながりがみえるようになると感じました。
・基数的効用論でも、ある程度、人々を階層化・平均化することで、効用の増減や比較をできるようになるのではないか? マクロ的に考えれば、誤差に収まるのではないか?
・「正しい」分配というのは結構難しいのだと感じました。正当性や経済学的など、いろいろな条件を満たすことが必要になることがわかりました。
・ピグーの厚生経済学は理論が先行しすぎて、常識的な考え方に適合しなかったことがわかった。とくに「効用」という用語は定義があいまいで、理論として適用するには無理があると感じた。
・ひとつの理論を細かい段階ごとにていねいに説明してくれているので、すごく理解しやすいです。全体的に内容はわからなかつたり興味ないですけど、説明はすごくわかりやすいので、テストは出来そうです。
・アリストテレスのいう「人間の偉さ」は人格的なものか、身分的なものか。ピグーの考え方で、全員で均等に財を分配すると、サボる人が出てきて、生産される財の総量が減ってしまい、社会全体の効用がさがってしまうとかんがえたが、それではピグーは否定できないか? 個人的には、ある程度の生活は保証してほしい!!
・「分配」という考え方が紀元前からあったということに驚いた。でも、今と違って身分によって分け前が変わるというのは平等じゃないなと思った。
・ピグーの理論はすごくわかりやすいけれど、とても違和感がありました。批判するために欠点を探すという発想が面白いと思いました。
・わかりやすい授業でとても有難いです。質問ですが、限界効用逓減の法則というのは万人にあてはまるものなのでしょうか。「増えれば増えるほど……」という趣向の人間も少なからずいそうな気がします。突拍子もない質問ですみません。
・字やスピードは非常にわかりやすくてよいのですが、教室が狭いのがつらいです。全快の授業などでは、10分前に教室に入ったのですが、すでにほとんどの席が埋まっていました。検討をお願いします。
・最近NHKでマイケル・サンデル教授の授業が話題ですが、それを思い出しました。正当性と経済学的という2つの基準は、理解のためにわかりやすくてよかったです。
・わかりやすいです。
・教室が狭いです。
・とても興味深くわかりやすく説明してくださるので面白いです。教室をもっと広いところに変えていただくことは出来ないでしょうか……。
・I think that the class is well organized. It is also a review of some basic micro-economic concepts. I am looking forward to hearing more about welfare economics, It would be nice if we are assigned “reports”.
・教室が狭いです。
・人数が多いわりに教室が狭いです。広いところに出来ませんか?
・とてもわかりやすく楽しい授業。経済学の歴史がわかった。先生は「分配」という視点をいつ発見したのですか? さまざまな人に共通する「分配無という視点はすごいと思った。
・厚生経済学に基づく経済政策は、現代ではなにかおこなわれているのでしょうか。たとえば累進課税などは関係するんでしょうか。
・講義が版書式なので、他の講義と比べて学習しやすいです。
・理論について、初めてきちんと勉強しました。いろいろな理論があると思いました。
・留学生ですが、先生の板書がわかりやすくて本当に役に立ちました。経済学部の授業は初めてなので、略字とかはよくわからない部分があるので、もっとわかりやすく説明してくださればいいなと思いました。ありがとうございました。
・教室を変更してほしいです。
・教室が少し狭いので、もう少し広い教室に移ることは出来ませんか?
・経済学として「分配」が扱われるときの条件の(2)を満たすのはかなり難しいのではないか? 人によって正当さについての評価はぜんぜん異なるので。(2)を満たす理論は構築されているのかどうか。
・厚生経済学のなんたるかがわかった。
・ピグーの仮説に「財を両者に平等に配っても、財の総量に変化がない」というのがわからなかった(「衡平性と効率性のトレードオフがない」)という仮定・前提はないのか)。
・席が少ないので、第二講義室と変更したほうがよいと思います。一方的な授業ではなく板書もあるので、眠くならず、よいと思います。
・先生の授業はすっと頭に入ってくる気がします。内容が整理されていて、とてもわかりやすいです。
・私は黒板に向かって左側に座ることが多いのですが、左側席のほうはなかなかしゃべる機会が与えられません。ですから、しゃべる機会を与えていただければ幸いです。
・「時代が変われば理論も変わる」というのは、たしかにそうだと思った。
・講義自体は理解しやすくよかった。ピグーの厚生経済学では、財の均等配分をもっとも望ましい結論としていた。しかし、個人の効用関数が同一であるとしても、財の均等配分が経済的厚生の最大化と等しくなるという根拠は、すこしわかりづらい。財が均等に配分されなくても、厚生が最大化されるケースもあると考えられる。
・内容が一回ごとに整理されていてわかりやすいです。今後の講義にも期待します。
・分配理論について学んだわけだが、イメージでは分配量を政策でわける感覚しかなかった。実際授業で聞いてみると、効用を基準として分配することに着目することは考え付かず、意外だと思った。
・講義はわかりやすい。教科書に沿っているので予習復習がしやすく、とても良い。
・板書をもう少し綺麗にしてください。
・基数的効用論は本当に正当性を欠いてしまったのでしょうか。価格などの指標をもとに効用を測定しようとする試みは今までなかったのでしょうか。
・ピグーの厚生経済学は、前提が科学的でないと評価されたのに、なぜふたたび注目されたんですか?
・分配理論の変遷を大まかにわかってよかった。いつでも分配には苦心しているなと思った。
・教室が狭いです!! 授業自体は興味深いです(目次がついているのがわかりやすい)。
・リカードウも付加価値は労働によって生じると発言した気がするのですが、本講義でおさえておくのは地代の話だけでよいのですか?
・ある程度の図や数字が理解を促してくれるのが良い。教室を変えたほうが良いと思う。
・わかりやすいのであまり眠くならない。授業スピードもちょうど良い。
・具体的に経済学者を挙げて講義を進めていますが、どういう基準で選んでいるのかが少し気になりました。
・第三講義室が狭いので、第二講義室への教室変更を検討してほしい。
・まだ始まったばかりだが、個人的には興味深い分野なので、引き続き学びたい。
・理解しやすい内容で、興味深く聞いています。
・経済学における「分配」のルーツを知ることができて、新鮮な感じだった。
・経済学の変遷が少し理解できそうなので、楽しみです。いまどきの経済学をきちんと理解しようにも「有無を言わさず計算」って感じで理解できなくて。
・経済学史の授業は、新しい知識だけでなく、今までの授業で習ったことの復習または再確認となっているので、とても有意義な授業だと思います。
・厚生経済学の発展の歴史がよくわかりました。
・新古典派が出てきたのがわりと最近のことだという点に驚きました。
・講義室が狭くてすわれないときがあります。
・板書もわかりやすく、先生の説明もまとまっていて非常にわかりやすいです。AAください。
・教室が狭いです。第一講義室、せめて第二講義室は利用できないのでしょうか。
・ピグーの理論の究極は社会主義!? どの理論においても人間の欲望については考えていない。経済学的でないから当然か。部屋が狭い!!
・板書はとてもとりやすかったです。ミクロ・マクロの復習にもなりました。
・公務員講座でもピグー税について学習しましたが、今日の授業では流れを追って学習することができたので、わかりやすかったです。
・字がみやすくて助かります。
・貨幣数量説など、先生の説明はわかりやすいです。
・中間テスト変更してくださってとても助かります。経済学史以外の経済の知識の説明がとてもわかりやすいです。マルクスとか、他の先生に聞いたときはちんぷんかんぷんでしたので。ありがとうございます。
・あまりあてないでください……。
・カルドアの補償原理が成功した政策の例を知りたい。
・ペース配分がいいと思います。これからもこのペースでお願いします。
・聞き取りやすく、板書・説明も丁寧で、わかりやすい講義です。
・分配ということ自体が、理論的に完璧になることはありえるのでしょうか。
・いまさらながら「批判なくして理論の発展はないのだな」と思った。
・漢字が読取りづらいです。
・分配理論の変遷について聞けて、すごくためになります。声聞きやすいです。
・ピグーの厚生経済学は、なんだか共産主義のようなにおい(曖昧な表現ですみません)がするのですが、ソビエトや中国でピグーの理論が用いられたという話は聞いたことがありません。彼らはこれを使わなかったのですか?
・人数が多いので、黒板の下のほうの字がみづらいです。出来れば避けていただくと有難いです。
・分配問題に関する経済学史を体系的に学ぶことができました。
・講義室が狭いので、かえてほしい。他の講義でも、人数にあわせて教室をかえています。今の教室では人数に見合わないので、検討のほどよろしくお願いします。
・詰め込まれていることによるストレスがあります。教室の変更を検討していただければ幸いです。
・教室が狭いのでかえてほしいです。
・アリストテレスから始まり、分配に関しての考え方がさまざまな変遷を経たことがわかった。
・思ったよりわかりやすくてよかったです。
・経済の授業にアリストテレスが登場したのは「新しい」と思った。
・公務員試験でも出てくるようなこともあり、とても勉強になります。
・ノートがとりにくいです。
・分配理論について、具体例を用いて説明してくださったので、理解しやすかったです。もし余裕があれば他の授業と講義室を交換してほしいです。
・教室狭いです。
・板書がわかりやすい。教科書と連動していて良い。
・興味をそそられる語り口で良いです。
・ピグーやリカードのところで図などがあって、1年生のときの小田中先生の経済史入門より理論的で面白いと思います。
・経済学史の内容とは直接関係しませんが、理系の友人と「学問的手法」について話し合う機会がありました。その中で印象的だったのが、理系から見て、文系の学問はともすれば曖昧で、学生も勉強しているようにはみえない、という指摘です。たしかに自然科学的な手法はとりにくく、ひとつの真理を追求するわけでもなく、さまざまな学説があるため、そのような印象を与えるのかもしれませんが、そこからくる「文系学生はバカ」説はおかしいと思います。先生はどうお考えですか?